米国務長官“尖閣は防衛義務の適用範囲内”
岸田外相は7日朝、アメリカ・トランプ政権のティラーソン国務長官と初めての電話会談を行った。ティラーソン長官は、沖縄の尖閣諸島について、アメリカによる日本の防衛義務の適用範囲内だと明言した。
岸田外相「米国は尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対する旨、発言がありました」
電話会談でティラーソン国務長官は、尖閣諸島について、アメリカの防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲内だと明言した。先週、来日したマティス国防長官に続き、アメリカの外務・防衛当局のトップが、そろって適用を明言したことになる。
また、両者は、日米同盟のさらなる強化に不断の努力を傾けることや、岸田外相は今週末の安倍首相の訪米に同行する方向で調整していることから、その機会も念頭に近く直接、会談を行うことで一致した。