安倍首相とマティス国防長官の会談始まる
アメリカのマティス国防長官と安倍首相との会談が、3日午後5時38分に首相官邸で始まった。会談は1時間弱を予定していて、日米同盟の重要性を確認し、さらに強固にしていく方針で一致するものとみられる。
また、中国や北朝鮮など東アジア情勢について意見交換し、安倍首相は尖閣諸島がアメリカの防衛義務を定めた日米安保条約第五条の適用範囲内であることを確認したい考え。
安倍首相は会談で「アメリカのアジア太平洋地域に対するコミットメントが変わらないことを内外に示したい」と話している。
マティス国防長官は在日アメリカ軍の駐留経費負担の増額については触れない見通しだが、自衛隊の役割を拡大するよう求めてくるかが焦点となる。マティス国防長官はこの後、岸田外相と会談した後、稲田防衛相との夕食会に臨む。