海自と米空母 東シナ海で異例の共同訓練
防衛省は海上自衛隊の護衛艦が、アメリカ軍の原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする部隊と東シナ海で共同訓練を行ったことを明らかにした。
防衛省によると、今月7日から10日までの日程で海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」と「さざなみ」の2隻が、アメリカ軍の原子力空母「カール・ビンソン」や駆逐艦などで構成する部隊と東シナ海で共同訓練を行った。「カール・ビンソン」が現在、行われている米韓合同軍事演習に合流する機会を捉えて通信訓練などを行ったという。
アメリカの空母と海上自衛隊による訓練は異例で、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮と、海洋進出を強める中国をけん制する狙いがある。