不時着以来初 日米共同訓練にオスプレイ
沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されている新型輸送機オスプレイが、去年12月の不時着事故以来初めてとなる陸上自衛隊とアメリカ軍の共同訓練に参加した。
群馬県の相馬原演習場で公開された訓練には、陸上自衛隊とアメリカ軍の海兵隊約750人が参加している。訓練は、共同作戦での日米の連携強化が目的でオスプレイに乗った陸上自衛隊の隊員が、機上からロープを使って降り立つ場面や戦闘での負傷者を救護し、機内へ搬送する訓練が公開された。
オスプレイは去年12月、沖縄での訓練中に不時着し、機体が大破する事故が起きており、今回は事故後初めての共同訓練。政府は沖縄の基地負担軽減のためオスプレイの訓練の県外移転策を進めており、今回は国内の共同訓練では過去最大の6機が投入された。