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永岡文科相 卒業式のマスクは「家庭の判断」 学校関係者から「着用のルール政府で統一を」の声も

2023年2月2日 15:11
永岡文科相 卒業式のマスクは「家庭の判断」 学校関係者から「着用のルール政府で統一を」の声も

国会で新型コロナウイルス対応をめぐり、永岡文部科学相は、小中学校の卒業式でマスクを着用するかどうか「家庭の判断」に委ねるとの考えを示しました。

学校関係者から「マスク着用のルールは政府で統一してほしい」という声も出る中、永岡文科相は、判断は政府ではなく家庭で行うものと強調しました。

立憲民主党・柚木道義議員「マスク着用緩和の時期、そしてその内容、ご答弁をお願いします」

永岡文科相「学校の中でマスクを外すかどうかというのは、やはり個人というよりも、家庭でのご議論というのが非常に大きな要素を占めると思っております」

立憲民主党・柚木道義議員「学生さんたちはマスクを外して参加出席、保護者も含めてできる可能性があるということでいいですか」

永岡文科相「ご家庭でのご議論を含めて、個人個人がマスクをしても、マスクをしなければ嫌だと、出席したくないっていうお子さんはマスクをし、そしてマスクは外していきますとご家庭で決められた方はマスクを外しての参加となろうかと思っております」

柚木議員はマスク着用のルールについて「丸投げせずに個人や現場に一定の方向性を出してほしい」と求めました。これに対し加藤厚生労働相は、「着用は基本は個人の判断になる」とした上で、卒業式での着用ルールなどについて「できるだけ早期に判断していきたい」と述べました。