官房長官「日本の安全保障に直接影響ない」
北朝鮮が26日朝、日本海へ向けてミサイルを発射した。菅官房長官は記者団に対して「日本の安全保障に直接影響を与えるミサイルではなかったことを確認できた」と述べた。
北朝鮮によるミサイルの発射を受けて、首相官邸には午前8時頃から菅官房長官が入り、情報の収集・分析にあたった。その上で、菅官房長官は記者団に対し、次のように述べた。
菅官房長官「先ほど改めて、関係省庁から包括的な報告を受けました。その結果としても、我が国の領域や排他的経済水域内に落下するという弾道ミサイルは確認をされてなかったということです。改めて、我が国の安全保障に直接影響を与えるのではなかったということが確認をすることができました」
また、菅官房長官は安倍首相にも状況を報告し、安倍首相から「引き続き国民の生命、財産を守るために、いかなる事態にも対応できるよう万全の態勢で臨むように」と指示があったことを明らかにした。