岸田首相、中国共産党の幹部と会談「両国間の課題、対話重ね進展を」 二階元幹事長「乗り越えられない課題はない」
岸田首相は中国共産党の幹部と会談し、両国間の課題や懸案について、対話を重ねていく重要性を確認しました。
岸田首相は中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部の劉建超部長と会談しました。会談で岸田首相は「両国間の課題や懸案について対話を重ね、進展を図るとともに、協力分野では互恵的協力を加速していきたい」と強調しました。
これに対し、劉氏は「日中の対話の拡大に貢献していきたい」と応じました。
また、自民党の茂木幹事長も劉氏と会談し「日中間の諸懸案について意思疎通を重ね、確かな進展を示していく必要がある」と述べました。
さらに、自民党と公明党は、2018年を最後に途絶えている中国共産党との「日中与党交流協議会」を再開する方針で一致しました。
呉駐日中国大使「全然、問題ないんじゃないですか」
二階元幹事長「私? 私は元気よ」
体調を崩して入院していた日中友好議員連盟の会長を務める自民党の二階元幹事長も、およそ45分間、劉氏と会談しました。
同席者によりますと、二階氏は「日中間の井戸を掘った先人の苦労を思えば、乗り越えられない課題はない」と対話の重要性を伝えたということです。