松野官房長官「サル痘、日本での感染確認なし」
ヨーロッパなどで感染が確認されている天然痘に似た症状が出る「サル痘」について、松野官房長官は20日の会見で、「現在、日本国内での感染は確認されていない」と述べました。
「サル痘」は発疹や発熱などのほか、リンパ節腫脹(しゅちょう)がみられ、重症例では天然痘との区別が難しく、致死率は1~10%程度とされています。
松野官房長官は会見で、「現在、日本国内での感染は確認されていない」と明らかにしました。
その上で、「『サル痘』は感染症法上、4類感染症として全数届け出の対象となっている」と述べ、今後、サーベイランス強化のため、自治体などに対して、情報提供を行う考えを示しました。