イタリアを訪問中の岸田首相がバチカンでローマ教皇と会談しました。

日本の総理がバチカンを訪問し教皇と会談するのは8年ぶりの事です。岸田首相はバチカンの教皇宮殿で会談にのぞみました。

会談は日本時間の午後3時20分から30分間、行われました。詳細はまだ明らかになっていませんが、ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用を示唆する中、被爆地・広島出身の岸田首相としては「核なき世界」の実現に向け協力を確認する考えです。

ローマ教皇も核廃絶を訴え続けており会談で、2人がどこまで強いメッセージを出せるのかが注目されます。

岸田首相はこの後、イタリアのドラギ首相と初めての首脳会談を行う予定です。ロシアに対する強力な経済制裁や、ウクライナへの人道支援の継続を確認する見通しです。