外国人労働者の受け入れ拡大「賛成」51%
NNNと読売新聞が週末に行った世論調査で、政府が臨時国会での法案成立を目指している外国人労働者の受け入れ拡大に「賛成」と答えた人は、51%と半数を上回った。
政府は、これまで医師や研究者など、専門技能を持つ人に限ってきた外国人労働者の受け入れを、単純な労働に就く人にも拡大する入国管理法改正案を、今の臨時国会に提出し成立させることを目指している。
世論調査では、外国人労働者の受け入れ拡大に賛成が51%、反対は39%だった。
ただし、外国人が定住を前提に移り住む『移民』については、賛成が43%、反対が44%できっ抗している。
また、憲法改正をめぐり、自民党が検討している自衛隊を憲法9条に新たに明記する改正案については、賛成が前の月から3ポイント増えて42%となり、反対の40%を上回った。
一方で、安倍首相は、臨時国会で改正案を国会に示したい考えだが、この考えに賛成する人は40%、反対は47%だった。
なお、安倍内閣を支持すると答えた人は49%、支持しないと答えた人は41%で前回からほぼ横ばいだった。
【NNN・読売新聞世論調査】
10/26~28 全国有権者に電話調査
固定電話 538人(回答率61%)
携帯電話 545人(回答率47%)
合計 1083人が回答
http://www.ntv.co.jp/yoron/