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“辺野古移設”政府と沖縄県で集中協議へ

2018年11月6日 21:51
“辺野古移設”政府と沖縄県で集中協議へ

菅官房長官は、沖縄県の玉城知事と会談し、アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設をめぐり、政府側と県側で今後1か月間、集中的に協議していくことで合意した。

沖縄県・玉城知事「このまま司法の解決に進むのではなく、やはり、対話によって解決ができる、その協議の場を設けていただきたいという話をさせていただき、官房長官からは、その話し合いの場を作ることについては、『やりましょう』と」

会談では、普天間基地の辺野古への移設について、杉田官房副長官と謝花副知事が今後1か月間、集中的に協議を行うことで合意した。具体的な協議事項などは今後調整する方針。

一方、菅長官は、玉城知事に対し、この協議の間も政府は埋め立てに向けた作業を続けると伝えたという。

移設をめぐる政府と県の主張は平行線をたどっており、この協議で打開点を見いだせるかは不透明な情勢。