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馬毛島の買収160億円で地権者と大筋合意

2019年1月11日 12:52
馬毛島の買収160億円で地権者と大筋合意

アメリカ軍の空母艦載機が行う離着陸訓練の移転候補地である鹿児島県の馬毛島について、9日、政府と地権者が約160億円で売買することで大筋合意したことがわかった。

この離着陸訓練をめぐっては、2011年に日米両政府が交わした文書の中で、現在、行われている東京・硫黄島からの移転候補地として、鹿児島県の馬毛島が明記されていた。

政府と地権者の土地の売買交渉は難航していたが、政府関係者によると、9日、約160億円で売買することで大筋合意したという。

菅官房長官は11日朝の会見で、これまでの合意内容について文書の取り交わしが行われたことを明らかにした。この合意により、3月末までに島の引き渡しが実現する見通し。