自民党「新しい資本主義」骨子案“デジタル、バイオ、人への投資”3本柱
岸田首相が看板政策として掲げる「新しい資本主義」について、自民党は24日、デジタル、バイオ、人への投資を3本柱として重視すべきだとする骨子案をまとめました。
自民党・茂木幹事長「経済を立て直すために、3点。1つはデジタル、DX、そして2つ目にグリーン・GXとバイオ、そして人への投資の3つの重点分野の官民の投資を抜本的に拡大していく」
骨子案では企業が売り上げよりも新たな付加価値を創造し、規模拡大ではなく新規創業を重視していくべきだと指摘しています。
24日の会合で茂木幹事長は「5月に予定している政府への提言に向け、議論を加速化したい」と述べました。
「新しい資本主義」をめぐっては、福田総務会長が今月に入って「骨格をそろそろ出していただかないと困る」と述べるなど、具体的な内容が示されないことに党内からも批判が出ていました。