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“復興以上に議員” 自民各派で戒める発言

2019年4月11日 21:27
“復興以上に議員” 自民各派で戒める発言

「復興以上に議員が大事」との発言でオリンピック・パラリンピック担当相を桜田氏が辞任したことについて、自民党の各派閥の会合では長期政権の緩みを戒める発言が相次いだ。

自民党・岸田派会長 岸田政調会長「(政権に)気の緩みがあるのではないか。こういった指摘を我々は全員でしっかり謙虚に受けとめて、気を引き締めていかなければならないのではないか」

自民党・石破派会長 石破元幹事長「自民党、本当に気を引き締めて、反省してやっているよねと見せないと、それは(国民が)全然得心しないということになろうかと思います」

こうした中、国会では野党側が衆参両院の予算委員会で安倍首相が出席する集中審議を開くよう求めたが、与党側は「閣僚の辞任で開催した前例がない」として拒否した。

一方で、与野党は安倍首相と野党党首による党首討論を、来月にも行うことで合意した。開催されれば去年6月以来、およそ1年ぶりで、野党側は首相の任命責任などを追及する構え。