丸山氏“戦争発言”に菅長官「誠に遺憾」
北方領土の国後島を訪問した日本維新の会の丸山議員が「戦争で取られた島は戦争で取り返すしかない」という趣旨の発言をしたことについて、菅官房長官は「誠に遺憾だ」と述べた。
菅官房長官「事実であれば、誠に遺憾であります。いずれにせよ、外交交渉によって北方領土問題の解決を目指していくという政府の方針には変わりありません」
菅長官は、その上で、「発言は政府の立場とは全く異なるものであり、日露の交渉に影響を与えるとは考えていない」と述べた。
一方、国民民主党の玉木代表は「言語道断だ。日露交渉にマイナス以外のなにものでもない。元島民の方たちにあのような暴言を吐くというのは強い怒りを感じる」と批判した。
その上で、丸山議員の進退については、「ご自身で判断すべきことだ」と述べた。