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「令和」の書 再来年の4月以降公開で検討

2019年5月15日 14:11
「令和」の書 再来年の4月以降公開で検討

新元号「令和」の発表時に菅官房長官が掲げた書について、政府は再来年の4月以降、国立公文書館で公開する方向で検討に入った。

菅官房長官「なるべく短い保存期間を付した上で、保存期間満了後に国立公文書館に移管し、国民の皆さんにご覧いただく方向で検討している」

「令和」の書は公文書として扱われ、公文書管理法などに基づいて来年の4月から最長30年の保存期間が始まる。ただ、「令和」の書には公開や貸し出しを求める声が数多く寄せられていることから、政府は、保存期間を最短の1年で終わらせ、再来年の4月以降に東京・北の丸公園にある国立公文書館で、公開する方向で検討している。

また、菅長官は、書の公開前にレプリカを作り、国立公文書館に展示したいとの考えを示した。