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丸山議員 大量飲酒、卑わいな発言繰り返す

2019年5月30日 15:33
丸山議員 大量飲酒、卑わいな発言繰り返す

北方領土について「戦争で島を取り返すしかない」との趣旨の発言をした丸山穂高議員について、国後島に同行した職員への聞き取りから丸山議員が大量に酒を飲み、問題行動を続けていたことが明らかとなった。

丸山議員の言動に批判が高まる中、国会としてどのような姿勢を示し、襟を正していけるかが引き続き問われることになる。

同行した内閣府と外務省の職員によると、丸山議員は、当日の夜、コニャックを少なくとも10杯以上飲んで酩酊(めいてい)し「外に飲みに行きたい。君たちは警察でもないのになぜ外出を止めるのか。私は会期中は不逮捕特権で逮捕されない」と大声を出したという。

そして午前1時頃まで外出を求め、外の店について、「性的なサービスを受けられる店か」と聞くなど、卑わいな発言を繰り返していたという。

立憲民主党・手塚議運筆頭理事「本当に看過できませんし、(衆議)院としての明確な意思というものを、すみやかに出させてもらうべきだと今日、改めて実感させてもらいました」

衆議院議院運営委員会の理事会は、丸山議員に対し、来月3日までに文書で弁明を行うように要請した。与党側は、辞職勧告決議案ではなく、けん責決議案にとどまっているが、「これでは甘すぎる」との声もあがっている。決議案の修正などを含め、今後、与野党の協議が続く見通し。