菅長官 外国語案内などが充実の観光地視察
菅官房長官は京都市内で日本を訪れる外国人に向けた外国語による案内などを充実させている観光地などを視察した。
菅官房長官は、外国人向けのパンフレットや説明を充実させ、入場者数が過去最高を更新した二条城の取り組みや、「日本で一番外国人に人気のスポット」と言われる伏見稲荷大社などを視察した。
菅官房長官「わかりやすい多言語表示、アナウンス、無料Wi-Fi、キャッシュレスなどを、外国人観光客の皆様にとって当たり前である、そうした環境整備をしっかり行っていきたい」
一方、観光客の急増によって観光地周辺の道路が混雑するなど住民の生活に影響が出ていることを問われたのに対し、菅官房長官は「一義的には、まずは自治体の問題だと思う。自治体が知恵を出したことに、政府として必要なことは支援をするのが大事だ」と述べた。
視察に先立ち、菅官房長官は神戸市内で公明党が夏の参議院選挙に向けて開いた会合に出席し、連立のパートナー・公明党に最大限配慮する姿勢を示した。