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変則的軌道で飛んだか 北朝鮮、弾道ミサイル2発を東方向に発射 松野官房長官「国民の安全に関わる重大な問題」

2023年7月19日 11:44
変則的軌道で飛んだか 北朝鮮、弾道ミサイル2発を東方向に発射 松野官房長官「国民の安全に関わる重大な問題」

北朝鮮は19日未明、弾道ミサイルを2発、東方向に発射しました。日本のEEZ(=排他的経済水域)の外に落下したとみられ、被害の情報は入っていないということです。

浜田防衛相は19日朝、会見し、北朝鮮が午前3時29分と45分ごろ、それぞれ弾道ミサイルを発射したと発表しました。2発とも朝鮮半島の東側、日本のEEZ(=排他的経済水域)の外に落下したとみられ、被害の情報は入っていないということです。

防衛省は、いずれも最高高度は、およそ50キロで、飛行距離は550キロから600キロ程度だと推定、変則的な軌道で飛んだ可能性があると分析しています。

松野官房長官「度重なる弾道ミサイルの発射は、関連する(国連)安保理決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題であります。我が国として北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて、厳重に抗議し、強く非難しました」

北朝鮮は今月12日にもICBM(=大陸間弾道ミサイル)級のミサイルを発射していて、日本政府は警戒、監視を強めています。