犬猫にマイクロチップ義務化 改正法成立
ペットの犬や猫にマイクロチップの装着を義務づけることなどが柱の改正動物愛護法が参議院本会議で全会一致で可決、成立した。
成立した改正動物愛護法は犬や猫の販売業者に対してマイクロチップの装着と所有者の情報の登録を義務づけている。一方で、現在、飼われている犬や猫への装着は努力義務とされている。
ペットが迷子になった時に役立つほか、飼い主がペットを安易に捨てることを防ぐ狙いがある。
マイクロチップの義務化は公布から3年以内に施行される。
また、動物虐待への罰則も強化し、ペットの殺傷に対する罰則を「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に引き上げられることになった。