天皇陛下即位「賀詞」が議決 衆議院本会議
天皇陛下の即位に祝意を示す「賀詞」が衆議院の本会議で、全会一致で議決された。
衆議院の本会議では、天皇陛下の即位を祝う「賀詞」が議決され、大島衆議院議長が読み上げた。
大島衆院議長「この度、風薫るよき日に御即位になったことはまことに慶賀に堪えないところであります。天皇皇后両陛下のいよいよの御清祥と令和の御代の末永き弥栄をお祈り申し上げます」
上皇さまが即位された後、1990年に議決された賀詞は、共産党が反対したが、今回は、共産党を含め全会一致で議決された。
共産党の志位委員長は賛成した理由について「君主制の廃止を党の綱領に掲げていたが、2004年に削除したことで立場が変わった」と述べた。参議院でも来週、賀詞を議決する見通し。