来年度予算案、衆院本会議で可決 参院へ
一般会計の総額が初めて100兆円を超える来年度予算案が2日未明、衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られた。
1日夜から行われた衆議院本会議で野党側は、来年度予算案について不正統計調査問題の議論が尽くされていないことなどを理由に反対した。
立憲民主党会派・大串博志議員「統計自体への国民の信頼を欠く中で、国会として自信を持って、予算案の是非を判断することなど、到底できるものではありません」
予算案は、その後、2日未明になって採決され、与党などの賛成多数で可決、参議院に送られた。
予算案は2日に衆議院を通過したことで、憲法の規定により、年度内の成立が確実となった。
不正統計調査の問題が明らかになる中で、野党側は追及を強めたが、与党側のペースを崩すにはいたらなかった。
週明けからは、参議院の予算委員会で審議が行われる。