１日に行われている衆議院本会議で、男女関係のトラブルで自民党を離党した田畑毅衆議院議員の議員辞職が認められた。

本会議では田畑議員本人が欠席する中、粛々と辞職が認められた。この後、根本厚生労働相の不信任決議案の採決が行われる予定。

立憲民主党会派・小川淳也議員「統計不正に関する一連の真相究明、また再発防止、そしてまさに直接の被害者たる国民の救済において根本厚生労働大臣が本来果たすべき指導力ははなはだ不十分、不適切だった」

不信任決議案を提出した理由について、野党側は、「不適切な対応で真相究明を遅らせた。調査はお手盛りで容認できない」などとし、厳しく批判した。

これに対し与党側は現在行われている衆議院・本会議で不信任案を否決した上で、１日中に予算案を参議院に送りたい考え。その場合、予算案の年度内成立が確実となる。

野党側は別の不信任案などを追加して提出する可能性もあり、与野党の攻防は夜遅くまでもつれ込みそうだ。