【解説】日本の防衛力強化に「賛成」72% 4月から8ポイント上昇~世論調査
NNNと読売新聞が今月3日から5日まで行った世論調査で、日本が防衛力を強化することに「賛成」と答えた人は7割を超えました。6月の世論調査について政治部の竹内デスクの解説です。
――岸田内閣の支持率ですが相変わらず高水準です。
高水準の要因も変わりません。
コロナ対応への評価、「評価する」が64パーセントと過去最高を更新。ウクライナ情勢に適切に対応していると「思う」も62パーセントでした。
課題への対応は引き続き評価が高く、それが高い内閣支持率につながっていると言えそうです。
――今回のポイントはどこですか?
先ほども紹介した、「防衛力」や「防衛費」の質問について、特に10代20代の回答を注目です。
また、防衛費を今後どうするのがよいかについて全体では「GDPの2パーセント以上に増額する」は19パーセントでしたが、10代・20代は11パーセントと全体よりも低かったのです。
――世代のみグラフでは。
他の世代と比べても低くなっています。
一方で、「GDPの1から2パーセントの範囲で増額する」が他の世代に比べ高くなっています。
10代20代は防衛力の強化には賛成が多いものの防衛費を大幅に増額させることには慎重なようです。
【NNN・読売新聞世論調査】
6月3日から5日 全国有権者に電話調査
固定電話425人(回答率58%)
携帯電話635人(回答率45%)
合計1060人が回答