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参議院 ALSの議員らに介助者など認める

2019年7月25日 14:27
参議院 ALSの議員らに介助者など認める

さきの参議院選挙で「れいわ新選組」から体が不自由な候補者が当選したことを受け、参議院は、介助者が代わりに投票することを認めるなど新たなルールを導入することを決めた。

参議院選挙では「れいわ新選組」から、次第に全身を動かせなくなる難病・ALSを患う舩後靖彦さんと重度の障がいがある木村英子さんが当選した。2人は手足を自由に動かすことができず、来月1日に臨時国会が召集されるのを前に、25日、参議院の議院運営委員会理事会では、2人の国会での活動をどうサポートするかについて話し合われた。

その結果、本会議場に介助者が一緒に入るのを認め、採決の際には介助者が代わりに投票用紙に書くことや、代わりに手を挙げ賛否を明らかにすることなどを可能とする、新たなルールの導入を確認した。

国会内のスロープを増やすなどバリアフリー化に向けてもさらに対応を進める方針。