れいわ2議員の“介護費用”参院が当面負担
れいわ新選組から初当選した重度の障害のある参議院議員2人が、議員活動中も公費で介護サービスを受けられるよう求めていた問題で、参議院は当面の間、サービスの費用を負担することを決めた。
先の参議院選挙で初当選した舩後靖彦氏と木村英子氏は「重度訪問介護制度」を利用し、介護サービスを受けている。しかし、現在の制度では、議員活動は公費負担の対象外となっていることから、2人は「このままでは国会に出席できない」として、継続してサービスを受けられるよう求めていた。
30日に開かれた参議院の議院運営委員会の理事会では、「制度そのものを変えるべきだ」などと慎重な意見も出されたが、結局、当面の間、参議院が費用を負担することを決めた。