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衆院選“大敗” 自民懇談会で石破首相が謝罪「痛恨の極み」

2024年11月7日 17:27
衆院選“大敗” 自民懇談会で石破首相が謝罪「痛恨の極み」

自民党は大敗した衆議院選挙を総括するための両院議員懇談会を開き、石破首相は、冒頭で出席議員らを前に謝罪しました。自民党本部前から中継です。

午後3時から始まった懇談会はまだ続いています。

懇談会の冒頭、陳謝した石破首相ですが、出席議員の拍手は少なく重苦しい雰囲気でした。

石破首相
「今回の選挙におきまして多くのわが党の同志の皆様方、議席を失われる結果となりました。誠に痛恨の極みであります。総裁就任後私に至らないところとか多々ございました。国民の皆様方のご期待に十分応えることができなかったこと、このことは私自身本当に深く反省をし、おわびをしなければならないと考えておる次第でございます。誠に申し訳ございません」

石破首相はさらに「自民党は選挙の結果をきちんと受けとめたと国民に思っていただくことが極めて肝要だ」と強調しました。

懇談会には、いわゆる裏金問題を受け自民党から非公認で出馬して当選した萩生田光一議員や平沢勝栄議員も出席しました。

自民党内では、非公認となった候補が支部長を務める政党支部に党本部が2000万円を支給したことが敗因になったとの見方が根強く7日の懇談会では、石破首相に辞任を促す声も上がりました。

自民党・船田元議員
「総理には今すぐおやめになることは無理だけども、いずれ時期を見ておやめになるべきだという意見が、一番厳しい意見が出た」

こうした不満を出してもらい受けとめることで、石破首相は来週行われる特別国会の首相指名選挙では「石破茂」と書いてもらえるよう党内の結束を図りたい考えです。

ただ、石破首相をはじめ執行部への不満はくすぶったままで、石破首相は綱渡りの状況が続きます。

最終更新日:2024年11月7日 17:27
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