派閥の政治資金をめぐる事件を受け自民党が発足させる「政治刷新本部」について、およそ30人の国会議員が参加し、11日に初会合を行う方向で最終調整が進められていることがわかりました。

複数の自民党関係者によりますと、「政治刷新本部」には岸田総理大臣の側近・木原幹事長代理が中核メンバーとして参加するほか、小倉前こども政策担当大臣が事務局長に起用される見通しです。また、小泉元環境大臣ら複数の青年局長経験者もメンバーに入るということです。

政治刷新本部には、およそ30人の国会議員が参加し、11日に初会合を開く方向で最終調整が進められています。

また、政治刷新本部の最高顧問に就任する麻生副総裁は講演で、「派閥の会計処理の問題からいろいろなご心配をおかけすることになった」「信頼をきちんと回復し、引き続き政権を担っていく決意を新たに対応していきたい」と述べました。