首相、台風15号被害等「激甚災害」へ指示
安倍首相は20日の閣僚懇談会で、台風15号による停電など先月からの大雨被害について、激甚災害への指定に向け準備を進めるよう指示した。
この中で、安倍首相は「一刻も早く電気や水が行き届くよう、引き続き復旧作業に全力を挙げること」「屋根瓦をはじめ、家屋の損壊に対し、国と自治体が協力して支援を進めること」などを指示した。
その上で、復旧のための国の補助金が上積みされる「激甚災害」への指定を急ぐよう指示した。
菅官房長官「被災地の皆さんが1日も早く安心して暮らせる生活を取り戻せるよう、引き続き、被災自治体と一体となって被災地の復旧復興に全力を尽くす」
菅官房長官は会見で、停電や復旧プロセス全体について今後、厳格に検証していく考えを示した。また、政府は、千葉県などで強風により屋根瓦が損壊する被害が相次いでいることを受け、特例で補助する方針。