陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故をめぐり、陸上自衛隊は、海の中で発見した乗っていた隊員とみられる2人を引き揚げましたが、その後、死亡を確認したと発表しました。

ヘリが消息を絶った沖縄・宮古島沖で、自衛隊などは、深い場所でも安全な潜水が可能となる飽和潜水などで捜索を行いました。

その結果、陸上自衛隊によりますと、16日午前8時30分ごろ、水深およそ106メートルの場所で、壊れた機体の主要部分と乗っていた隊員とみられる5人を発見したということです。そして、午後6時30分過ぎに5人のうち2人を海の中から港に引き揚げましたが、午後7時ごろ、死亡が確認されたということです。

自衛隊は、引き続き、亡くなった2人の身元の確認とともに、残る3人の救助と行方不明者の捜索を行うことにしています。