米軍基地攻撃「粘り強い外交努力を」菅長官
アメリカ政府はイラクにあるアメリカ軍が駐留する基地に10発以上の弾道ミサイルが撃ち込まれたと発表した。日本政府の反応。
菅官房長官「日本政府として、全ての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求めます」
菅官房長官は会見で日本政府としても「粘り強い外交努力を展開していきたい」と強調した。
また、今月から順次予定されている自衛隊の中東派遣については「現時点で方針に変更はなく、現地の情勢を見きわめつつ、準備に万全を期していきたい」と述べた。
一方、政府関係者によると、安倍首相は今月11日からサウジアラビアなど中東3か国の訪問を予定していたが、延期する方向で検討している。
イランによる報復攻撃を受けて安倍首相は情報収集と分析、また現地の邦人保護に全力を挙げること、そして不測の事態に備え万全の体制をとることなどを指示したという。