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“新型肺炎”水際対策など徹底を 政府方針

2020年1月21日 12:10
“新型肺炎”水際対策など徹底を 政府方針

新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎の患者が中国各地で急増する中、政府は関係閣僚会議を開き、水際対策の徹底などの対応方針を決定した。

安倍首相「中国では引き続き患者数が増加しており、一層の警戒が必要となります」

安倍首相はまた「現時点で持続的なヒトからヒトへの感染が確認されている状況にはない」と述べた。

政府の対応方針には、感染のリスクが高い地域からの入国者・帰国者に対しサーモグラフィーによる健康状態の確認など水際対策を徹底することや、国民への迅速かつ的確な情報提供などが盛り込まれている。

政府はまた、中国・武漢市からの入国者に健康状態の質問書を配布したり、全国の医療機関で武漢市への渡航履歴がある原因不明の肺炎患者の把握を徹底したりする方針。