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新型肺炎 加藤厚労相“水際対策の徹底を”

2020年1月17日 12:10

中国内陸部の武漢で発生した新型コロナウイルスによるとみられる肺炎で、日本国内で初めて中国籍の男性の感染が確認されたことを受け、加藤厚労相は水際対策を徹底する考えを示した。

感染が確認された神奈川県の中国籍の男性は、滞在先の中国の武漢市で発熱したが、解熱剤を服用していたため日本に入国した際に検疫所でのチェックをすり抜ける形になった。

加藤厚労相は「解熱剤を服用している場合は、申告を徹底してもらいたい」と述べ、水際対策を徹底する考えを示した。

男性は中国滞在中、肺炎を発症した父親と生活していたということだが、日本国内にいる男性の家族への感染は、今のところ、確認されていないという。