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野党側「桜を見る会」など追及 代表質問

2020年1月23日 21:52
野党側「桜を見る会」など追及 代表質問

国会では23日も代表質問が行われ、野党側は「桜を見る会」の問題などで安倍首相を追及した。

共産党・志位委員長「安倍事務所が推薦した人は何人で、そのうち内閣官房と内閣府の判断で招待者にしなかった人は何人いるのですか。事実上、ノーチェックで招待されていたのではありませんか」

安倍首相「私の事務所から何名を推薦したのかについては、既に記録が残っていないことから、その詳細は明らかではありません。また、内閣官房が確認した結果、私の事務所から推薦を行ったもので、招待されなかった例もあったものと承知しております。具体的な人数については、名簿も廃棄されていることから明らかではありません」

一方、日本維新の会の馬場幹事長は憲法改正について、「議論が停滞するなら解散・総選挙に踏み切って国民の信を問う覚悟はあるか」とただした。これに対し、安倍首相は「現時点では、解散は頭の片隅にもない」とした上で、「政治を前に進める上で、信を問うべき時が来たと考えれば、解散・総選挙を断行することに躊躇(ちゅうちょ)はない」と述べた。

また、カジノを含むIR(=統合型リゾート施設)への参入をめぐる汚職事件で捜査が進む中、安倍首相は、政府や自治体の関係者と事業者との接触を制限する規定を「基本方針に盛り込むことを検討する」と表明した。基本方針にはIRの設置基準などが盛り込まれ、来月以降、正式決定される見通し。