日米外相会談 ロシアへの制裁、ウクライナや周辺国支援で一致
林芳正外相が、訪問先のベルギーでアメリカのブリンケン国務長官と会談し、ロシアへの制裁措置を講じると共に、ウクライナや周辺国への支援を進めていくことで一致しました。
会談で両外相は、ロシア軍によるウクライナ市民の殺害について、「国際人道法違反であり、断じて許されない」として、厳しく非難しました。その上で、ロシアへの制裁措置を講じると共に、ウクライナや周辺国への支援を進めていくことで一致しました。
林外相「力による一方的な現状変更は、どの地域においても許されるものではない」
両外相は引き続き、日米で緊密に連携していくことで一致しました。
一方、G7=主要7か国は、ロシア産石炭の輸入禁止を含め、エネルギー面でロシアへの依存を減らすとの首脳声明を発表しました。
これを受け、日本が石炭の段階的な輸入禁止など、ロシアへの追加制裁を検討していることが、複数の政府関係者への取材で分かりました。岸田首相が8日、会見を開き説明することにしています。