政府 マスク着用 3月前半から「個人の判断にゆだねる」方向で調整
新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールについて、政府が、来月前半から、屋内・屋外を問わず「個人の判断」とする方向で調整していることがわかりました。
政府は現在、屋内ではマスクを着用するよう推奨していますが、新規感染者数が減少傾向であることなどから、このルールについて見直しを行っています。
こうした中、複数の政府関係者への取材で、政府が、マスク着用のルールを来月前半から「屋内・屋外を問わず、個人の判断にゆだねる」ことに変更する方向で調整していることがわかりました。ルールの変更が小中学校の卒業式に間に合うよう、考慮したものとみられます。
岸田総理大臣は、10日に関係閣僚と協議し、マスク着用ルールを変える時期について正式に決定する考えです。