“イージス・アショア停止”政府が了承
政府は、NSC(=国家安全保障会議)を開き、地上配備型ミサイル迎撃システム、「イージス・アショア」の配備プロセスを停止するとした防衛省の報告を了承しました。
イージス・アショアをめぐっては、迎撃ミサイルを発射した際にブースターが演習場の外に落下する恐れを否定できず、その改修には巨額の費用と時間がかかることを理由に、先週、河野防衛大臣が配備プロセスの停止を発表していました。
この配備プロセスの停止について、政府は、24日のNSCで、正式に了承しました。
また、NSCでは、24日から、新たな安全保障戦略のあり方について議論を始めました。敵のミサイルが発射される前に基地などを攻撃する、「敵基地攻撃能力」の保有の是非などが焦点です。