菅長官 “再び緊急事態宣言”の状況にない
東京都では28日、緊急事態宣言が解除されてから最も多い60人が新型コロナウイルスに感染しましたが、菅官房長官は再び緊急事態宣言を発出する状況にはないとの認識を示しました。
菅官房長官「ただちに再び緊急事態宣言を発出する、あるいは県をまたいだ移動の自粛を要請をする、そうした状況に該当するものとは考えておりません」
こう述べた上で菅長官は、感染拡大の防止と経済活動の両立に取り組む考えを示しました。
東京都の感染者数については、夜の歓楽街などの感染者の濃厚接触者に対する積極的な検査の結果が含まれていると述べました。また、緊急事態宣言の再発出は、専門家の助言や宣言を出すための条件と照らし合わせて判断すると述べるにとどめました。