首相“アベノマスク”着用やめ新たなマスク
安倍首相は、4月に全世帯への布マスク配布方針を示してから、いわゆる「アベノマスク」を着用していましたが、1日から、新たなマスクの着用を始めました。
安倍首相「現在、お店でもいろんなマスクが手に入るようになりましたので、ぜひ国民の皆さまにも、外出にはマスクを着用していただくなど、感染予防にご協力をお願いしたいと思います」
安倍首相は1日から、いわゆる「アベノマスク」ではない布製のマスクを着用しています。1日、着用していたマスクは、福島県で作られたもので、復興支援も兼ねているとみられます。
政府関係者によりますと、マスクの転売規制が解除される見込みとなるなど、市場にマスクが戻っている状況を受けてのことだということです。
いわゆる「アベノマスク」をめぐって安倍首相は、これまでマスク不足への対応策として「きわめて有効」とアピールしてきましたが、「予算の無駄遣いだ」などと批判の声が上がっていました。