安倍元総理の事務所に、国会議員が続々と…
安倍元総理大臣が銃撃され、死去したことを受けて、安倍氏の事務所には続々と国会議員が訪れています。
●加藤前官房長官
安倍内閣で官房副長官を務め、安倍氏と近いことで知られる加藤氏は、安倍事務所を訪れたあと、記者団に対し「いま、安倍元総理の部屋に入らせていただいた。なにか声が聞こえるような気がして」「ショックというか、まだ信じられない」と話しました。
●萩生田経済産業大臣
同じく安倍内閣で官房副長官を務めた安倍氏側近の萩生田経産大臣は、「強い憤りを感じる。安倍先生は、私を国政に導いた恩人であり、今日まで政治活動を密にしてきた。そういう意味では言葉がない。ただ、この国の将来を常に憂いていた、それを最も傍らで見てきた一人として、微力だが意志をついで、しっかり頑張る」「師であり同志であり、優しい兄貴だった。かけがえのない存在だった」と述べました。
安倍元総理とは、3日前に選挙情勢について話したのが最後だったということです。
●高村正彦前自民党副総裁
高村氏は、「私より年下の友人ではあったが、私が防衛相をやったときの首相。私が副総裁をした時の総裁であり、大変お世話になった。亡くなったと聞いて、愕然とした」と述べました。
さらに、「言葉もない。日本のために、本当に長いこと頑張っていただき、まだまだ日本のために頑張っていただきたいと思っていた」と故人を悼みました。
●柴山昌彦元文科大臣
安倍派の柴山氏は「安倍さんがいなかったら私はここにいない。本当にいつも(安倍氏の)言うことを聞かずに迷惑ばかりかけてきて、本当に悲しい」と涙ながらに語りました。
この他にも逝去を受け、棚橋前国家公安委員長らが事務所を訪れていました。