13日に行われる内閣改造・自民党役員人事をめぐり、岸田首相は麻生副総裁や茂木幹事長ら党幹部と相次いで会談し、調整を本格化しています。

岸田首相は11日、自民党本部で党幹部8人と相次いで会談しました。自民党幹部によりますと、会談で岸田首相は人事についての希望を聞いた上で、12日の役員会・総務会で自らに人事の一任を取り付ける方針を説明したということです。具体的なポストの提示はされなかったということです。

岸田首相「（Q.幹事長や官房長官など、骨格の人事は固まりましたでしょうか？）・・・」

岸田首相は茂木派に所属している小渕優子・組織運動本部長とも会談しました。党幹部や閣僚に起用するのではとの見方もあり、小渕氏の処遇が焦点となります。

これまでの調整で、岸田首相は麻生副総裁を続投させる意向です。また、茂木幹事長については、複数の政府・与党幹部が「続投」との見方を示しているほか、森山選対委員長と萩生田政調会長については、要職での起用が検討されています。