自民党役員人事、固まる きょう正式決定へ
新たな自民党総裁に選ばれた菅官房長官は、14日までに党役員人事を固めました。15日に正式決定する運びです。
自民党役員人事で菅総裁は、二階幹事長を続投させるほか、新たに総務会長に佐藤元総務大臣、政調会長に下村選対委員長、選対委員長に山口組織運動本部長を起用する意向を固めました。森山国対委員長も続投となります。
総裁選で菅氏を支持した5派閥から1人ずつ党幹部に据えることになります。
また、二階幹事長を補佐する幹事長代行には、野田聖子元総務大臣が内定しました。
今後の焦点は閣僚人事に移ります。
自民党・菅義偉新総裁「規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますので、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に人事というのは進めていきたいというふうに思います。それと官房長官であります。総理との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて、総合的な力がある人が、やはり1番落ちつくんじゃないかなというふうに思います」
Q:小幅の改造か?
自民党・菅義偉新総裁「総理大臣が変わるわけですから、思い切って私の政策の方向に合う人を登用して仕事していかないと、国民の皆さんに申しわけないですから」
閣僚人事では、麻生副総理兼財務大臣と橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣が続投する見通しであるほか、茂木外務大臣の続投も検討されています。