アメリカを訪問中の北村国家安全保障局長は、ホワイトハウスで安全保障を担当するオブライエン大統領補佐官と会談し、菅内閣の外交方針を説明したほか、中国をめぐる情勢などについて意見交換しました。北村局長とオブライエン補佐官の対面での会談は、今年１月以来となります。

会談で北村局長は、菅政権になっても日米同盟を強化していくという日本の外交方針に変わりはないことを説明しました。

また、会談で両氏は、深刻化する米中対立や、中国が南シナ海などで海洋進出を強める現状をふまえ、インド太平洋情勢や経済安全保障についても意見交換し、日米で引き続き連携していくことで一致しました。