菅首相 内閣官房参与に今井前補佐官ら任命
菅総理大臣は、25日付で内閣官房参与5人を任命しました。安倍前総理の秘書官兼補佐官を務めた、今井尚哉氏が新たに参与に任命されました。
新たに内閣官房参与に任命された今井尚哉氏は、旧通産省出身で、資源エネルギー庁次長を務めたことなどもあり、エネルギー政策などを担当します。今井氏は、第2次安倍政権では政務担当の総理秘書官を務め、去年からは総理補佐官も兼務し、官邸主導の政策遂行を支えてきました。
内閣官房参与は非常勤で、必要があれば総理らに助言などを行います。今後は、秘書官などに比べれば、一歩引いたかたちで政権に関わることになります。
このほか、特命担当として、小泉内閣で総理秘書官を務めた飯島勲氏や、農林水産業の振興担当として、元農林水産大臣の西川公也氏ら4人が安倍内閣に続き再任されました。