自民青年局“懇親会”問題 加藤男女共同参画相「党の多様化進んでいない」
去年、和歌山市内で開かれた自民党青年局の懇親会に露出の多い衣装を着た女性ダンサーが招かれていた問題について、加藤鮎子男女共同参画大臣は「自民党の多様化が十分に進んでいない問題が根底にある」との認識を示しました。
自民党青年局次長の経験がある加藤鮎子男女共同参画大臣は、今回の問題について「極めて不適切」と批判したうえ、このように述べました。
加藤男女共同参画相
「 仮に女性の参画がしっかり確保されていれば、あのような演出にはならなかったであろうということを考えると、自民党の組織のダイバーシティ(多様性)やインクルージョンが十分に進んでいないという問題が今回の事案の根底にあると認識」
また、企画した和歌山県議が多様性がテーマだったと説明したことについては、「政府が目指す、多様性を尊重する社会とは文脈も次元も異なるもの」と説明しました。