北海道の知床半島沖で観光船が沈没し、14人が死亡、12人が行方不明となっている事故で、松野官房長官は9日の会見で、政府が設置する事故対策検討委員会のメンバーや初会合の時期について「あす(10日)、国土交通省から発表する」と明らかにしました。

北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故では、14人が死亡し、12人が依然として行方不明となっています。

松野長官は9日の会見で、「国土交通省において、有識者から構成される事故対策検討委員会について、第1回会合を今週中に行う予定で調整をしており、あす、国土交通省から発表するものと報告を受けている」と明らかにしました。

また、検討委員会の委員には、地域の特性も踏まえた再発防止策を検討するため、北海道の地域事情に詳しい関係者も含まれる見込みだということです。

松野長官は「二度と今回のような悲惨な事故を起こさないよう、政府として精力的に取り組みを進める」と強調しました。