コロナ禍で初 日米共同大規模演習始まる
コロナ禍のもと初めてとなる自衛隊とアメリカ軍による日米共同の大規模演習が始まりました。
26日から始まった日米で最大規模となる共同演習は、武力攻撃事態や離島防衛などを想定し、日米合わせて約4万6000人と艦艇約20隻、航空機170機が参加しています。
東京の横田基地からオスプレイに乗り込んだ自衛隊のトップ・山崎統合幕僚長と在日アメリカ軍のシュナイダー司令官は四国沖で護衛艦「かが」に降り立ち、演習の意義を強調しました。
山崎統合幕僚長「我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜くためには、自衛隊の即応性と日米の統合運用性の向上が重要であります」
演習は来月5日まで、全国の基地などで続きます。上陸作戦や電子戦などの訓練のほか、宇宙空間での不審な衛星の監視も初めて共同で行われます。