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盛り上がりを全国に…来月から聖火展示へ

2020年10月27日 14:20

来年に延期された東京オリンピックの聖火リレーの盛り上がりを日本全国に広げようと、各地で聖火を展示するイベントが来月から始まります。

総務省は都道府県からイベントの企画案を募り、27日、武田大臣が結果を発表しました。来月7日の石川県金沢市を皮切りに全国73の市町村で聖火の展示が行われます。

知床半島に位置する北海道斜里町では1月の成人式に合わせて、また、高知県では山奥で過疎の進む馬路村や三原村で展示されます。奈良市ではメダリストが参加するイベントも開かれるということです。

聖火は、来年3月、岩手県南東部の林業の町、住田町で展示された後、東京大会の公式行事として全国各地をリレーで回ることになります。

武田大臣は「聖火リレーが通らない地域も含め、オリンピックの盛り上がりにつながるものと期待している」と述べました。