河野大臣「押印廃止」投稿に業界トップ抗議
河野行革担当大臣が「押印廃止」のハンコをツイッターに投稿したことについて6日、業界団体のトップらが、強く抗議しました。
協会の徳井会長とハンコの生産が盛んなことで知られる山梨県の長崎知事らは、自民党の二階幹事長と面会し、河野大臣のツイッターに抗議しました。
このツイッターはすでに削除されていますが、徳井会長は記者団に対し「非常に腹立たしい。実際に風評被害も出ている」などと批判しました。
全日本印章業協会・徳井会長「政治家として人としていかがなものか。非常に不安な気持ちで毎日過ごしているところに、あのように傷口に塩を塗り込むような発言」
これに対し、二階幹事長は「皆さんの思いをよく理解した」と答えたということです。
一方、河野大臣は4日の会見で「平井大臣がハンコを作ってくれたのでツイートした」「これからもハンコ文化を役に立てるようにしたい」などと釈明しています。