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総務相「6G」の研究開発基金を創設の考え

2020年11月14日 0:04

通信インフラの次世代技術「6G」をめぐる研究開発で国際競争に勝ち抜くため、武田総務大臣は、研究開発基金を創設する考えを明らかにしました。

武田総務大臣は13日午後、自民党の二階幹事長に会い、「日本が国際競争力をつけるために官民あげて研究開発に取り組む必要がある。基金を立ち上げ、安定的な研究開発環境を実現していきたい」と説明しました。

これに対し二階幹事長は、「将来の日本の国益に関する重要なテーマなので、しっかりと臨んでいただきたい」と述べ、理解を示したということです。

基金の規模は1000億円程度と見込まれ、総務省としては、第3次補正予算案に盛り込みたい考えです。

通信システムは今年春に、5Gの商用サービスが始まったところですが、2030年頃までには通信速度が5Gの10倍なのに消費電力は100分の1で済む6Gの導入が見込まれ、既に国際的な開発競争が始まりつつあります。

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